火をくべる。執着をとばして悦び多い年に。

現代日本において日常では火を見る機会がほとんどなくなってしまった。

もちろんライターの火ぐらいはあるし、
ガスで調理している家庭なら火を使う。

 

それでも、安全に効率よく使える火にすぎない。

 

薪をくべて燃やす火

 

火力の調節をダイヤルでできるわけもなく
風の影響を受けるし
木材の種類によっても燃え方が違う。

 

ままならない火だが
その炎にはやはり魅せられるものがある。

 

炎は余計な執着を焼き切る

 

物をたくさん持っていても無駄である。

炎は何も残さず燃えていく。

 

このストーブで残るのは白い灰のみ

 

ヒトはなぜものをたくさん持つのだろう?

お金は経済活動では大切だが、死んでも持っていけない。

洋服は一度に1着しか身につけられない。

食べるものも実際には過剰摂取しなくてもよい。

 

それなのに何故だろうか?

 

火を囲むことでヒトに語りかけてくる。

ワタシとの対話。

仲間との対話を通して
火がワタシたちの気持ちや執着すらも焼いてくれる。

 

細かいことにこだわらず
執着せず。

 

結局その方がパフォーマンスはいい。

 

今年は庚の年。

そして明るい七赤中宮となる。

よりパフォーマンスを上げて
やるべきことにフォーカスしていこう。

 

悦びは皆で分かち合って楽しい一年に。

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