時代の力、時間の蓄積

蓋を開けてみると出てきた古い土の荒壁。

撤去はできるが、なんとも勿体無い。

これを作るためにかかった労力は如何程のものだろう。

 

 

荒壁の雰囲気を残して仕上げようか。

漆喰などを上にのせるか。

でもこの雰囲気も捨て難い。

土地の記憶が土にある。

この土地は赤土の場所。
その土地の土を使っているのは赤土からも明らかである。

 

優しさと強さ
たくさんの時間を超えて現れたこのヒビ割れたモノリスが
語りかけてくる。

 

単に新しい壁を作ってしまうのは簡単。
さてどうやって活かそうかと思案中。

 

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